当セミナーは終了しました。
11月27日(月)に茅場町の鉄鋼会館で開催された第12回オープンセミナーが開催されました。
今回のセミナーには当NPO会員が約20名、金融機関/ユーザー企業/メディア関連の方々が約20名、IT企業関連が約20名で合計60名の方々が参加されました。仕事が終わった18:00開始のセミナーでしたがいつものように皆さん熱心にメモを取り話を聞かれていました。
今回は「FinTechにおけるコア・テクノロジー:AIとオープンAPI」と題し、特にテクノロジーに焦点を当てています。
前半は新規上場(IPO)直後でもあるサインポスト社の蒲原氏からAIを活用した新しいコンセプトのレジスター『ワンダーレジ』について話を聞きました。
『ワンダーレジ』は、最近NHKやフジテレビ、テレビ東京、あるいは日経MJなどで紹介されている話題の「人工知能搭載レジスター」です。『ワンダーレジ』では、カメラがレジスターのテーブルに乗せられた商品の特徴的な要素を見つけ出して認識、AIがディープラーニング(深層学習)を利用して商品を識別し、その情報があらかじめ登録された商品に紐付けされて電子マネーで決済できる、という仕組みです。セミナーに参加された皆様は実証実験中の動画を見ながら最新技術のレベルの高さに驚かれていました。
また後半は金融機関のオープンAPIに関して、その要件や開発方法を開発経験豊富な(株)ebsの傳田氏から話をしていただきました。
「金融機関のオープンAPI開発」の動きは皆様非常に興味を持っているところですが中々実態がわからない状況でした。今回、ebs社の最近のいくつかの取り組み事例を具体的に聞くことによりその実態などが見えてきました。参加者にとってはこの分野の取り組みの方向性などが理解できたと思います。
なおNPOでは来年度も継続して「FinTech」、「人工知能」を取り上げて行く予定です。
【実施日】 2017年11月27日(月)
【会場】 茅場町「鉄鋼会館」 会場地図
【定員】 80名(定員になり次第締め切らせていただきます。なお、法人会員以外のご参加は
1社2名までとさせて頂きます。)
【参加費】 無料
【申込み】 以下よりお申込みください。
18:00 - 18:05 オープニング
18:05 - 19:00 テーマ1:「人工知能搭載レジスター『ワンダーレジ』」
1.小売業におけるレジレスのへの取り組み
2.AIレジスター「ワンダーレジ」の仕組みと狙い
3.サービス高度化とオープンイノベーション
講師:サインポスト株式会社 代表取締役社長 蒲原 寧氏
19:00 - 19:55 テーマ2:「金融機関のオープンAPI開発」
1.銀行オープンAPIの動向と必要な機能
2.金融機関のオープンAPI事例紹介
-国際標準とオープンソースの活用-
3.今後のオープンAPI開発の進め方
講師 株式会社ebs 常務取締役 傳田哲身氏
19:55 - 20:00 クロージング
当セミナーは終了しました。
当セミナーについてのお問合せはこちらからお願いします。